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「180度 開脚」は健康のために必要? 正常な可動域を知ろう

2024年09月24日 | ブログ

寄稿者:R-body

 

180度の開脚に憧れを持っている方や、開脚ができない自分は身体が硬いのでは?という不安を持っている方は多いのではないでしょうか?
あくまで個人的な経験のなかでの印象ではありますが、特に女性の方にそういった感覚を持っている方が多い印象です。

実は、180度の開脚は健康のために必ずしも必要ではありません。

 

そもそも身体が硬いとは?

そもそも「身体が硬い」というのは、どういった状況を指すのでしょうか?

我々トレーナーが、身体の硬さの基準として利用している数字の一つに、日本整形外科学会および日本リハビリテーション医学会の協議により1995年に制定された「参考可動域」という数値があります。

今回はこの「参考可動域」を、便宜上の「正常な可動域」として定義したいと思います。

 

開脚180度は正常な可動域か?

では、上述の「参考可動域」では、
どのくらいの開脚ができることが「正常」とされているのでしょうか?

答えは、「90度」なのです!

 

180度の開脚は健康のために必要?

 

180度の開脚は、バレリーナや体操選手が競技を行うために必要な可動域ではありますが、一般的に健康な日常生活や、運動を行うために必ずしも必要な可動域では無いのです。
※むしろ過剰な可動域である。と言えるかもしれません。

もしも皆さんが、脚を90度開くことができるのであれば、その時点で十分正常な可動域。と言えます。

180度の開脚ができたらたしかにカッコいいですが、180度の開脚はすべての人にとって目指すべき可動域ではないということを覚えておきましょう!

 

開脚が90度できない人は?

では、90度の開脚ができない人はどうでしょうか?
こちらも、開脚が90度できないからといって、ただちに健康に問題が出るわけではありません。

ただし、健康のために目指すべき目標としては、180度の開脚よりも90度の開脚のほうが適当だといえます。
開脚90度ができない方におすすめの改善エクササイズをご紹介します。

 

立って行う開脚エクササイズがポイント!

開脚の可動域を広げていくエクササイズとしてオススメなのは、立って行うエクササイズです。なぜなら、人間は基本的に立位姿勢で生活をしているので、立位でバランスを取った状態で股関節を大きく動かせる能力を強化することが重要なためです。

逆に、座った状態で開脚のストレッチをたくさん行ったとしても、立った状態での開脚の動作ができなければ、立位での日常生活の中で、その能力は失われていってしまうのです。ストレッチをしたあとに一時的に柔らかくなるけど、また元に戻ってしまう…というのは、これが原因です。

 

改善エクササイズ実践!

では、改善エクササイズを行っていきましょう!

①足を横に広げて軽くしゃがみます。
◆ポイント
・つま先は正面を向ける
・背筋はまっすぐに伸ばす

 

➁片方の脚を伸ばし、反対の脚に体重を移動します。
◆ポイント
・膝は完全に伸ばす
・背筋はまっすぐに伸ばす

 

③手でつま先をタッチするように背骨をひねります。
◆ポイント
・曲げている方の膝は、爪先より前に出さない
・背筋はまっすぐに伸ばす

 

③のポーズで、ゆっくり2回深呼吸します。
これを、左右5回づつ行いましょう!

みなさんぜひ試してみてください!

 

 

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