第96回日本整形外科学会学術総会期間限定サイト

3次元ハーモニック振動®って何ですか?

3次元ハーモニック振動®とは、パワープレート®が生み出す微細で規則的かつ、高速振動のことです。身体の神経、筋肉、筋膜の自然な反応を引き出すことにより、効果的なエクササイズを行うことができます。

パワープレート®の振動はどのような特徴がありますか?

パワープレート®の振動は25Hz~50Hzの振動を作り出し、そのプレート上にいる私達に刺激を与えます。プレートが動くことで作られる不安定な環境により、体にある固有受容器(センサー)は姿勢をいじするために必要な情報を発します。普段あまり動かしていない体の部位など、体全体が刺激されることにより短時間での筋力アップがバランス力アップが期待できます。

科学的・医学的根拠に基づいた活用

パワープレート®を用いたトレーニングについて、各種論文が発表されており、その効果が科学的・医学的に実証されております。日本国内の様々な大学にて、パワープレート®を使った全身振動の研究が行われています。多様性という点で、全ての年齢層、フィットネスレベルの方に適したツールは、他にはありません。

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お問い合わせ

商品についてのご質問やご購入をご検討されている方は、担当営業よりご連絡させていただきます。お問い合わせフォームへお進みください。期間中に下記よりお問い合わせいただいた方限定でパワープレート®製品を特別価格で販売させていただきます。(*研修会やセミナーなど製品以外は除く)

研究

転倒防止

  • 全身振動(Whole body vibration)下トレーニングの健常人動的バランスに対する即時効果 天野大、中田研ほか(2011) 日本臨床スポーツ医学会誌:Vol.19 No.2
  • 動的バランスの即時効果を測定。週3回4週間のPP下肢トレーニングを実施し、前方ドロップジャンプと側方ドロップジャンプを重心動揺計を使用し計測している。側方は2週で、前方は4週で有意差が確認された。

骨密度

高齢者

  • 人工膝関節置換術後の機能改善に対する全身振動トレーニングの有用性の検討 高田将規、宗田大ほか(2013)JOSKAS Vol.38 : 224~225, 2013
    人工膝関節置換術後の患者に、通常の理学療法にPPを追加してリハビリを実施した研究。疼痛に対しての有意差が確認された。
  • Effects of whole-body vibration exercise on muscular strength and power, functional mobility and self-reported knee function in middle-aged and older Japanese women with knee pain 大蔵倫博ほか The Knee Volume 21, Issue 6, Pages 1088–1095
    膝痛がある中高齢女性に対しての研究。PP群は、身体パフォーマンスの項目(TUG)においてコントロール群(自宅トレ)と比較して有意差があった。主観的膝機能項目、他の身体パフォーマンス項目、医学的機能項目(JOAスコア)においても有意な改善がみられた。

血流・血行

  • 末梢動脈疾患患者に対する全身振動機(Power Plate)を用いた運動療法の検討 近藤謙司ほか(2015)Progress in Medicine Vol.35 No. 10 2015. 10
    PAD患者に対する研究。立位でPPを使用した群のSPP(皮膚レベルの微小循環の指標)の改善がみられた。
  • Acute Effects of Whole-Body Vibration Training on Endothelial Function and Cardiovascular Response in Elderly Patients with Cardiovascular Disease Akihiro Aoyamaほか(2019)International Heart Journal, 2019
    心疾患が安定している高齢患者に対して、5種目の静的レジスタンストレーニングエクササイズから構成されたWBVTを実施した。パワープレートトレーニング後に内皮機能を測定する指数の増加が認められた。
  • Effect of Short-Term Whole-Body Vibration Training on Metabolic Risk Factors, Inflammatory Markers, and Arterial Stiffness 渡邊恒夫ほか(2014)Advances in Bioscience and Biotechnology, 2014, 5, 438-445
    メタボリスクに対する研究。有酸素運動単体と比較して、有酸素運動とWBVをあわせたトレーニングにより動脈硬化度を下げ、心肺機能の向上につながった。
  • 慢性心不全における加速度トレーニングの有用性と安全性について~パイロット研究結果より~ 木田圭亮ほか(2015)心臓リハビリテーション 第20巻 第2号 2015
    慢性心不全患者に対するPPの有用性と安全性の検討を行った。週1回のトレーニングを12週実施。膝伸展筋力と歩行能力の改善に有効性が認められた。さらに有害事象もなくデバイスの誤作動もなく安全に使用することができた。
  • Assessment of Biological Reaction to Whole Body Vibration Training by Evaluating Changes in Salivary Components and Cutaneous Blood Flow 小林弘幸ほか(2014)Health, 2014, 6, 1049-1056
    生理学的反応についての研究。PP15ポーズ、約10分のプログラムを実施した。トレーニング前後に、末梢血流と唾液によるホルモンを計測した。皮膚血流上昇、コルチゾールレベル低下、αアミラーゼの活動増加が確認された。

リハビリ

  • 全身振動トレーニングによって筋厚の増加と歩行能力改善を示した脳性麻痺児 藪本保ほか(2015)理学療法科学 30(5): 797-800, 2015
    脳性両麻痺児に対するPP使用症例報告。通常のリハビリにPPを入れるときと入れないときを比較している。筋厚の増加を示す可能性あり、歩行速度、ストライドの改善にも有効だと考えられる。
  • Feasibility of using whole body vibration as a means for controlling spasticity in post-stroke patients: A pilot study 宮良広大、川平和美ほか(2014)Complementary Therapies in Clinical Practice 20 (2014) 70e73
    脳卒中後患者の下肢痙縮に対する研究。長座位で5分のリラクセーションを実施した。下肢の痙縮低下、足関節の可動域改善、歩行スピード改善などが認められた。

肥満

  • Acceleration training for managing nonalcoholic fatty liver disease: a pilot study 正田純一ほか(2014)Therapeutics and Clinical Risk Management 2014:10 925–936
    NAFLD(非アルコール性脂肪肝)患者への研究。脂肪肝で肝機能の改善がない患者に対し、週2回20分のPPトレーニングを12週間実施した。結果、肝臓脂肪28%減少、大腿四頭筋力の増加、筋細胞内脂肪の減少が確認された。

スポーツパフォーマンス

高齢者や車いすの方でも使用できるエクササイズ例

パーソナルパワープレート®
座位用エクササイズ集

パワープレート®
車椅子用エクササイズ集

パワープレート®
高齢者向けエクササイズ集

Naboso™マットを活用した感覚刺激の最適化

3次元ハーモニック振動®に足裏の皮膚からの刺激を組み合わせることをお勧めします。

Naboso™(チェコ語で「裸足」を意味する)は、姿勢を改善し、動作を向上させるために設計された、小さな固有受容器を刺激するテクスチャー(素材)です。この革新的なテクスチャーにより、神経リハビリテーション、人のパフォーマンス、健康的な生活に役立つよう日々取り組んでいます。ユーザーは姿勢の改善、安定性や力の入り具合などの変化を感じることでしょう。

独特な、特許出願中の素材で作られたNaboso™ Proprioceptive Training Matは研究と科学に基づいています。裸足でトレーニングを行う際に、パワープレート®マシンと合わせて使用できるNaboso™ Power Plate® マット及びNaboso™ Training Matを提供します。